6才の哲学
公開日:
:
日常
先日、6才になる娘が
「なんで私生きてるんだろう、不思議」って
ボソッと言いました。
僕がまずは
「生き物は食べ物を食べて、エネルギーに換えて
体や頭を動かして生きてるんだよ」と簡単に説明したところ、
娘は、「じゃなくて、なんで生きるの?」と
ちょー哲学的な質問をしてきました。
「え?生きている意味ってこと?」
6才ってそんなこと考えるっけ?とびっくりしながらも、
「君はお母さんから生まれて、お母さんはそのまたお母さん・・」
的な命が続いて、みんな生まれてくるんだから、
君がいないと続かなくなっちゃうんだよみたいな話をしたのですが、
人口増え過ぎで超少子化社会の日本では、あまり説得力ないなあと
話しながら思ってしまいました。
しかも、それでは子供を産んで育てることが第一的なことになってしまい
時代にそぐわないですよね。
人間はもう、子供を立派に育てれば子孫繁栄といったレベルではなく
地球環境、自然、人間社会、などといったものと折り合いをつけ
どうしたら人間が上手に生き残れるかといった段階に来てるようです。
娘の時代には、さらにそういった問題のプライオリティが高くなっているのでしょう。
子どもたちの為に大人がしてあげなくてはならないことは
家庭レベルのものから、地域社会レベル、はたまた国家地球レベルまで
際限なく広がっているようでもあります。
クラクラと気が遠くなりそうですが、
ま、できることからやるしかないなということで、
(できることっていっても微々たるもんですが)
今はなるべく自然の中で遊ばせてやりたいと思います。
そのうち娘なりの「生きている意味」を見つけてくれたらと思います。
娘の発言からいろいろ考えさせられたこの冬でした。
本物の生き物の話やテレビが大好きで、
食べたり食べられたりを観ていたり
飼っていたハムスターが死んでしまったりしたので、
そんなこと考えたのかなあ?と勝手に想像するしかないのですが、
「なんで生きるの?」なんて、こっちだって探している途中なんだよ。
なんなら一緒に探そうか?
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